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2005年 09月 29日 ( 1 )

 風邪をずっと引いていましたが最近めっきり朝が寒くなり、またぶり返してしまいました。会社も社長が海外出張をしてるのでいろいろやることがあって大変です。今日もこんな時間に起きてしまったので、シャワーを浴びてPCを触っています。ネットを見ていましたら興味深い記事がありましたのでご紹介を。

~以下引用~

トルコ共和国と日本の友好の原点となったトルコ軍艦エルトゥールル号遭難の史実を、小中学校の副読本や教科書に掲載する出版社が増えている。「見返りを求めない先人たちの行為は町の誇り。全国の子どもたちに100年以上続く友好の歴史を学んでもらいたい」と、2003年から串本町と町教委が文科省や出版社に働き掛けてきた努力が実った。町教委は「よく応えてくれたと思う」とし、今後の反響に期待を寄せている。

 エ号は1890(明治23)年、600人を超える使節団とともに初めて日本を訪れた帰り、台風が接近する紀伊大島の樫野崎沖で遭難した。

 遭難を知った地元住民が救助に向かい、69人の生存者を手厚く看護したほか、遺体の収容にも献身的に当たった。また、地元の人たちが常に慰霊碑に花を供えたり掃除をしたりしている。

 1975年にはエ号の母港だったメルシン市と串本町が姉妹都市提携し、交流を深めている。しかし、こうした史実は地元の人以外、忘れられてしまうようになった。

 ところが、80年にイラン・イラク戦争が始まった際、日本人がイランから脱出するのに、トルコがエ号の恩返しで救援機を出したという逸話が、「日本におけるトルコ年」の2003年にテレビで放映され、串本とトルコの友好の歴史があらためてクローズアップされた。

 町教委によると、こうした史実は、06年度から採用される大阪書籍の中学社会教科書「中学社会 歴史的分野」と扶桑社の「新しい歴史教科書」に掲載されている。このうち、大阪書籍の教科書は北海道、東京都、神奈川県、大阪府、京都府、和歌山県、徳島県、沖縄県など27都道府県の自治体で採択されているという。

 また、帝国書院が05年度の小学校の地図に「エルトゥールル号遭難現場」を記載しており、06年度は中学校の地図にも記載する。

 このほか、東京書籍が04年度から小学6年生の道徳副読本(和歌山県版)に掲載。光村図書も05年度の小学4年生の道徳副読本に掲載している。

 町教委では「大手出版社に働き掛けたかいがあった。今後は掲載された反響を見ながら取り組みを進めたい」と話している。

~引用終了~

日本人にはあまり知られていない事件なのですが、トルコのお年寄りが親日的なのはこういった歴史的背景があります、そして親日要因のもう一つは日露戦争での日本の勝利です。当時トルコはロシアの南下政策に悩まされていました。極東アジアの小国が大国ロシアに勝利したことに大変驚き、それ以来日本を尊敬の目で見ていたとのことです。
ただ日本の若者がこのような歴史、イランイラク戦争でのトルコの恩を知らないのと同じく、現在のトルコ人の青年層は「エ号事件」を知らないようです。