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台湾映画「賽德克・巴萊」を見た感想。「賽德克・巴萊」前篇觀後感想

9月9日やっとこの映画を観ることができました、私同様に多くの台湾人も期待していた映画です。
九月九號終於等到了這部電影,我覺得很多的台灣人也跟我一樣期待。

私が観にいったのは金曜日のお昼ごろだったので、席はまだありました。
我看的時候是禮拜五的中午,所以還有空位。

この映画は前編と後編がありまして、後編は9月30日に放映されます。
這部片有前篇和後篇,後篇九月三十號才會上映。

前編は日本の領台開始から霧社公学校襲撃までだったので、後編は日本軍の原住民討伐から第二霧社事件を経て、事件終了までだと思います。だから、映画全体の感想は全部見終わった後に書こうと思います。
因為前篇是從日本統治開始到襲擊霧社公學校,所以應該後篇是從日軍討伐原住民,經由第二霧社事件,直到霧社事件結束。不過,我想把全部看完後再寫電影的感想。

まず、この映画はすべて史実を表現しているのではありません、それが映画の一番最初の字幕で表示されました。
首先這部電影是由史實改編,一開始字幕上就有註明。

だから、日本人の観点だと、多少違和感を感じる部分があります。たとえば、領台当初の日本人は台湾の山岳部に豊富な鉱物資源があるとは思ってないと思います。台湾と言えば、豊富な農産物とか、サトウキビなどの製糖業や林業などだと思います、それも代表的産業となったのは統治後10年経った後ですが。
所以日本人看的話,有些部分不用感到不自在。比如說,我覺得統治開始最初日本人不認為台灣島山岳地方有豐富的礦物資源,對台灣來說,豐富的農產品、製糖業和林業等等,這些事也是統治台灣十年後的事。

それに日本人の悪辣非道ぶりがかなり誇張されてると思いました。まぁ日本人警官を傲慢に描いているのはわかりますが、日本軍将校が原住民の少年の腕を切り落とす場面はやり過ぎかと。私は実際の霧社事件で多くの日本人小学生を殺したことを軽減するためにわざわざこのシーンを挿入したのだと思っています。
而且日本人壞的部分被放大了,雖然了解日本警察的態度是很傲慢,可是我覺得日本軍官砍掉原住民小孩子的手腕部分有一點過分,我認為特意插入這個部分是為了刻意模糊原住民在霧社事件裡殺了很多日本人小孩子的事實。

しかも原住民が公学校の運動会を襲撃した部分では、襲撃のターゲットが日本人警官のように見えました。しかし実際には婦女子供区別なく殺されました。唯一あったのは、竹やりを持った原住民の子供たちが母親子供諸共刺し殺したシーンです。
而且在原住民襲擊公學校運動會的部分,好像目標是日本警察,可是實際上根本不分婦女和小朋友都殺,唯一只有播出拿到竹矛的原住民小孩跟他們的媽媽刺被殺了的這一幕。

結局私は監督がこの映画で何を伝えたかったのかあまり理解できませんでした。今回字幕ばかりを必死で追っていたので、細かい箇所をだいぶ見逃したと思います。だからもう一度観にいこうと思っています。
到底導演想傳達的意思是什麼?我不太了解。因為我這次只顧著專心看字幕,應該有漏看很多小地方,所以想再去看一次。

インターネット上で多くの人がこの映画について討論をしているのを見かけました。例えば、この映画は反日映画なのか?モーナルダオ(この映画の主役、霧社事件の首謀者)は英雄なのか?など。
我在網路上看到有很多人在討論,例如這部電影是不是反日電影?莫那魯道是不是英雄?

もちろん人によって見解は違います、私は多くの日本人にこの映画を観て欲しいです。
當然每個人的見解不同,但我希望很多日本人都能去看。

この映画の予告編です↓
http://www.youtube.com/watch?v=edWKz9N6oO0